信託契約書は公正証書?私文書?
家族信託を契約する形式として、 公証役場で作成する公正証書で契約する場合と 公証役場を活用することなく、当事者間で 作成する私文書で契約する場合もあります。 公正証書と私文書、どち...
自益信託なのに贈与税?
家族信託では、財産を預ける人と財産の利益を得る人が 同じことが通常です(自益信託)が、場合によっては 贈与税が課税されることがありえますので、注意が必要です。 特定委託者に該当する...
受益者の死亡で信託を終了させるか?
家族信託の契約に基づき、受託者による財産管理は いつまで続くのかは、信託の目的や家族状況によって 適切な契約をもたらすことになります。 当初の受益者死亡により家族信託が終了する 信...
信託財産の換価が前提なら清算受託者を!
契約で定めた事由が生じてたり、 信託法163条の終了規定に該当して 家族信託が終了すると、信託財産の 清算手続きを「清算受託者」が行います。 清算受託者は通常受託者がそのまま就任し...
帰属権利者の決め方も色々
家族信託が委託者の死亡などで 終了した場合、受託者が管理している 信託財産を引き継ぐ人を帰属権利者と 言います。 信託終了時に残った財産は以下の順序で 引き継がれます(信託法182...
受益者代理人の選任は不可欠!
家族信託による財産管理を行うにあたり、 受託者と同様にとても重要な役割として 受益者代理人がいます。 受益者代理人を選任するかどうかは、 信託法では「任意」となってますが、 家族信...
信託監督人はどうする?
家族信託の要である受託者が受益者のために、 決められた権限に基づいてきちんと職務を 行っているかを監督・監視する役割として 信託監督人がいます。 信託監督人は信託を行うにあたって ...
受託者を決めよう
家族信託で一番重要な役割は受託者になります。 受託者は信託目的に沿って、信託財産を 管理・処分をはじめ、信託目的の達成の ために必要な行為をする権限を持ちます。 受託者は財産の所有...
信託する目的を決めよう!
目的は信託の方向性を示すもの 家族信託を検討するにあたって、 「何のために信託を行うのか」を 決めることを最初に行います。 信託する目的に沿って、財産を管理する 受託者は権限を行使...